2009年9月30日水曜日

年金


ススキゆれ さわやかなれど 淋しげに
 私の年金は当初より相当減額になりました。真面目に働いて国の定め通りに文句も言わずに年金を納めて、その結果生活保護者よりも少ないなんておかしいと皆さん思いませんか。
 定めの通りに納金した人には、基礎年金さえあれば生活保護者並に最低限の生活が出来なければ、なんのための年金なのでしょうか。
 年金で生活していけないのであれば、結局は自己責任で生活を維持していきなさいということですから、それならば全く自己責任にして、年金制度なんか廃止すればいいのです。
 年金を掛けていても、年金で生活できないのであれば、そんな年金なんか払いたくないという人が現れるのは当然のことです。 若い人達に年取って収入が無くなったらどうするのと聞けば、その時は憲法で最低限度の生活が保障されているのですから、生活保護を受けたらいいねんと平然として言います。
 これは施策の拙さが露呈している現象です。新政権は年金を最低7万円にすると言っています。少しでも上がることは歓迎ですが、そのために現在貰っているひとの年金を減額することは絶対にしないでください。現行で何とか食べているという人は物凄くいるからです。
 7万円では生活していけませんので年金は最低生活保護者並に支給すべきです。このことを皆で強く訴えて行こうではありませんか。
 お金の必要なことを言いますと「財源はどうするのですか」がうたい文句になっています。そういう議論を聞いていますと、言葉は汚いですが「馬鹿とちがうか」と言いたくなります。
 財源はどうするというのであれば、先ずは国会議員の数を減らす。そして議員は贅沢に国の金を使っていますが、一切の無駄を省く努力をする。例えば秘書が必要であれば自分の甲斐性で自腹で雇えばいいのです。
 昔は書生という人達がボランティアで手足となって動いたじゃないですか。 議員が先頭に立って一切の無駄を省き、それでも財源が必要であれば国民は喜んで税を負担します。それをしないで国民に負担をかけることばかりを行っているから、国民は馬鹿馬鹿しくなってそっぽを向いて、貯金という自己防衛に走ってしまうのです。そんな状態で内需拡大なんて言っても、誰がお金を使いますか。簡単な数式なのに政治家は分かっていないのです。
 恐らくそんな簡単な数式は分かっているでしょう。分かっていてもやらない、やれないというのは政治家の怠慢そのものでしょう。
 この度の選挙がいい例ではないですか。今迄やれなかったことを民主党がやると言ったからあれだけ大勝したのです。
 国民を舐めたらいかんよ。やると決めて実行してくれればそれに国民はちゃんと応えるのです。
 政治家は私利私欲を捨てて歴史に残るいい政治家になってください。 経済と医療面で安心のできる社会を構築してください。そうなればお金なんか貯めておく必要がないのですから、 増税大歓迎で応じます。

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