2009年10月1日木曜日

男は女性を労わらなければ


 以前にNHKで男と女の違いに付いてシリーズで放映していました。
一回目は好きで一緒になったのにどうして嫌いになってしまうのかがテーマでした。
 多くの方はそんなことに特別意識を向けなくても、何の支障もなく生活が出来ておられるので、特別に取り上げて精査するほどの事柄ではないのではないかと感じておられる人も多いのではないかと思いますが、私は大変重要なテーマではないかと思います。
 何故ならば明日から生活して行くのに経済的に心配が無ければ、今すぐにでも離婚をしたいと考えておられる女性が物凄く多いからです。
 何故仲良くやって行けないのかを専門的に研究しておられる博士は、その原因は男性の方にあると言っていますが私も同感です。
 男は経済を担っていて立場的には大変に強い。外にでているから見識も広い。食べるためだけに働くのは大変辛いので、仕事を生甲斐として頑張るという向上心も一般的には女性よりも高い。趣味や娯楽においても、競争心を煽るスポーツやギャンブルが大好き。
 それに対して女性は家庭や近所、子供や子供絡みの学校といったように身近なものに関心を持たざるを得ないようになり、会話はどうしてもそちらの方に偏って行ってしまいます。
 夫婦であっても全く接点がないのです。接点がなくても男と女の交わりが頻繁にある時は幸せ感に浸っておれるのですが、それも遠のいて行きますと精神的な交流が主流になります。その精神面で共通する話題がなくなりますと、当然会話も途絶えがちになります。
 会話が無くなるだけではありません。夫婦といえども異なった人間なのですから、言動は自ずとことなります。異なるのは当たり前ですから優しく見守ってあげればいいのですが、自分よりも鈍臭い言動があると、親しさ故にそのことを指摘し糾弾します。
 それでも昔は女性は耐えて男性を立てて合わせなさいと教育されて来ましたが、現在は大事に大事に育てられてきていますので我慢辛抱ができませので直ぐに切れてしまいます。そういうことを延々と繰り返すのですから、次第に嫌に成っていくのは当然です。
 総合すれば専従している女性よりも、男性の方が視野も広く見識も高いのが一般的ですから、仲好く過ごすには男が努力して女性を労わって喜ばせてあげることが大切です。男の方に原因があるというのは、男の方が合わせる努力をしなければいけないのですが、それをする男は少ないのが現実です。 だからお父さんと一緒に行っても面白くないし、しんどいだけだから、お友達の方がいいということになってしまいます。
 会話が頻繁になくても生活に何の支障もないと思いますが、そんな人生が本当に楽しく幸せな人生だといえるでしょうか。もっと真剣に夫婦の在り方を考えるべきではないでしょうか。
 年老いて伴侶と一緒にいるのが楽しいという夫婦を拝見したいものです。今迄に見たことがありません。

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