2010年7月20日火曜日

貸金



私は以前に暇があればパチンコに行っていた時期がありました。
夏は涼しいし、冬は暖かいしお金が続けば一人で暇を潰すには絶好の場です。
しかしパチンコはお金の面ではきついです。フィーバーが掛からなければ30分で一万五千円くらい軽く無くなります。
 人間の心理というものは不思議で勝っている時は直ぐに止めれるのですが。負けているとブレーキが効かず全部賭けてしまいます。
 最高に勝ったのは10万円くらいです。一度でもそんな経験をしていると、もしかして取り戻せるのではないかと思いブレーキを踏み忘れてしまうのです。
そんなに負けの込んでいる時はいくら追っても。それまでの経験で取り戻せないことが分かっているのに突き進んでしまうのです。
 聞くところによると、パチンコ屋のオーナーが今日は200万円利益を上げたいと考えてコンピューターを朝セットすると、想定した客数が入るときっちり二百万円利益を上げるそうです。そんなものと喧嘩しても所詮勝てっこないのですが、それが分かっていても止められずに躍起になってしまい、結果は大損で終わってしまうのが落ちです。
 最近は女性の客が多くて女性が行かなければパチンコ屋は成り立たないと言われています。
行きつけのパチンコ屋で座っていると、あの女性は金融屋から追い込みが掛かっている等という話はいくらでも耳に入ってきます。
そんなものは自業自得で同情の余地もないけれども、金融法の改正で収入のない女性は借り入れが出来なくて、生活が成り立たないで嘆いている女性が沢山いるという事です。
 
何でそこまで国が関与して規制するねん。何で自己責任で解決させるようにしないのか。
 金融屋は今までは金利を沢山取っていた。だけども儲けているから法的な枠を超えてまで追求しないで損失で計上してしまう。だから貸出しの条件も甘くて助かった人は沢山います。
どんなに規制をして足らなければどうしても必要なのです。
借りられなければ闇金に流れていきます。
 名のある金融業者は法的な枠を超えてまで厳しい取り立てはしませんが、闇金は情け容赦なく取り立ててきます。その結果今まで以上に怖くて惨めな思いをする人が増えてくると思いますよ。
 
 規制したら困る人は少なくなるという考えは間違っています。ことお金に関してはいるものはいるのですから、規制を掛ければより惨めな思いをする人が増えるのです。
 借り過ぎて贅沢をして身を滅ぼして行く者は放って置けばいいのです。借りなければ生活が出来ない人のことを考えなければ。
 今は不景気で30歳代でも手取り20万円前後の人も沢山いるのです。
そんな人が子供が小さくて奥さんは働けない。それで高い家賃を払っていれば生活は成り立たないのは当然でしょう。政治家はそいう惨めさを知らんやろ。

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