2010年9月26日日曜日

アメリカこけたら


円高が進めば輸出大国日本としては企業の損失が多くなり株価も当然下がります。
円高で一時は9000円を割り込む場面のあった株価ですが、ドル買いの介入があって一時は9600円まで持ち直しました。
だけどまた徐々に円高が進んでいます。それに伴って株価はジワリジワリと下げ、喉が乾いて水を欲したる人の如く市場介入の潤いを欲しがっています。
 24日には市場介入があったという噂が上がり株価は持ち直しそうな動きもあったのですが、それも噂で終わったためにその日の株価は下げで終わりました。
 ここで今一度ドル買い円売りの介入があれば日本の政府が本腰になっていることが通じて円高も止まるのではないかと素人目には思うのですがその気配がありません。
 先のドル買い円売りの介入ではドル安を望んでいるアメリカからは不快感を感じていると言われましたので、アメリカに気を使って市場介入は出来ないのではないでしょうか。
 市場の動向はアメリカに全て準じるという状態が続いていますが、そんなに日本経済に力がないのでしょうか。
 日本は先のバブルがはじけた時に復興までに10年掛かりました。
アメリカもリーマンショックから立ち直るのに10年くらいかかるのではないでしょうか。

 アメリカは尖閣諸島の問題でも中国との摩擦を避けて日中間で解決してほしいと言っています。
同盟国でも今は簡単に口が出せないアメリカの経済事情なのです。
 アメリカが本当に強い国である時はアメリカを頼っていればなんとか成ったのでしょうが、現状を見つめればもうそろそろ日本も完全自立しなければ、益々窮地に追い込まれる羽目に陥るようにおもいます。
 中国はアメリカが経済的な関連で日本苛めをしても今は口出し出来ないことを読んでいるかのように嵩に掛かって責めてきます。
 今回のこの状態は良い教訓です。
今後は日中間の問題では中国に経済的に弱みのあるアメリカはあてにならないことは明白になったのですから、政治家は確りとした舵取りと指導力を発揮しなければ世界から見放されてしまいます。頼むから確りしてくれ。

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