2010年9月23日木曜日
頑張れ若者
今年は不景気ですから大学を卒業しても就職ができないという人も少なくありません。
本人も辛いし親御さんも切ないと思います。
非常に気の毒であると同情します。そんな立場の人にはちょっと手厳しい事ではありますが、今年だけでなく就職活動は永遠に続きますので感想を述べさせていただきます。
人は皆平等と言いますが、それは人権は誰にも犯されることが無い荘厳なものであるという意味での平等であって、社会生活上は平等ではありません。
生まれながらにして社長を約束された人もいれば、いくら努力しても報われないという人も現実にはいます。
社会は力関係で成り立っています。
力のない、向上心の乏しい人には社会は無情に映るかもしれませんが、考え方によっては力関係で成り立っているから面白いとも言えます。
人は誰もが良い生活(物質的に恵まれた)をしたいと望んでいます。それを実現するにはお金をより稼げる人になる以外に方策はありません。
お金は高い所にしか流れませんので社会的に地位の高い人にならなければお金は流れて来ません。
そのためには医者や弁護士などのように特別なライセンスを所持するか、サラリーマンなら管理職以上にならなければリッチさは遠退いて行きます。
大学でも世間一般的には良い大学とそうでもない大学というように、現実にランク付けがされています。
就職活動が始まれば良い大学の、それも成績の良い人から順に就職先が決まって行きます。
自由主義というものはそういうものです。だからその事を嘆いても仕方がありません。
有利な立場を得たければ、自分も頑張って優先選考されるように良い大学に入り、よい成績を取れるようにするしか方策は無いのです。それが現実ですから其の現実から逃避しようとすれば豊かな生活を諦めなければいけません。
学生は勉強することが本分ですから遊び呆けていないで、競争に打ち勝てるように勉学に勤しまなければいけないのです。
人は本気になって頑張ればそんなに力量に差はありません。ただ親の躾や接し方や生活環境などによって頑張り方に差異が生じてきます。それが成績を駄目にしてしまう大きな要因になります。
そう考えれば本人だけの責任とは限りませんが、本人が楽して楽しんだ分格差が生じていることは確かです。
生き方は個々の考え方によって異なりますので一概に良し悪しは言えませんが、学生時代を楽しんで遊んだ分、遅れを取ってしまったと割り切らな仕方がないでしょう。
「いいや割り切れない」というのであれば頑張らなければ。頑張ることもしないで就職出来なかったことを恨めばそれは餓鬼の考えです。後悔先に立たずと言います。学生は勉強することが本文ですから頑張って頂きたいです。親も甘やかさずにもっと厳しく接しなければ。
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