2010年8月30日月曜日

死後の備え



6月に結婚式を挙げましたのでまだ新婚です。新婚生活のなかでこんな話は悲しくなるからしたくないのですが、高齢者の結婚ですから確かな心構えを持っておかなければいけないので葬式はどうするかを話し合いました。
 私の家は浄土真宗ですが、私は般若心経を崇拝しています。因みに浄土真宗は般若心経は唱えません。
「色即是空」何事にもこだわるな。人は欲といものにこだわりに執着するから苦しまなければいけない。正にその通りです。
自分が死んでも子供達には苦労のないようにこうしてやりたいというのも欲でしょう。
仏教で説く六道の世界は現世の人達の行いを戒めるためのもので、死んで霊魂だけが残るというようなことはない。死んだら土に帰るだけです。人は大地から生まれ大地に帰って行くと信じています。
 死んでから名前を付けて頂いても仕方が無いので坊主は呼ばないでくれ。戒名なんかいらないと言っています。
死んでから皆に少しでも負担を掛けないようにお金を使わないように葬って欲しいと妻に言いました。
死んだ時に何でこんなお粗末な葬式なのだと、兄弟や親戚の者から言われないように、兄弟にはその旨前もって話しておくからと頼みました。
 今は小さな家族葬というのがあって、死んだ所から会場まで。そして会場から焼き場まで搬送してくれて、会場では棺に入れて線香と蝋燭立ては用意してくれて、焼き場の許可申請なども代行してくれて178000円というのがあります。これで死後骨は一心寺に納骨すれば20万円で済むからそれにしてくれと具体的に備えを済ませました。これで安心です。
 あとは大病をして妻に迷惑を掛けないように健康管理をしっかりとするだけです。
今は俺に甲斐性が無いので妻が仕事に行ってくれています。それだけが心苦しいです。
真の男らしい男は家族に優しく思い遣りがあって甲斐のある男です。俺は優しいですが甲斐性がありません。もう男失格です。これからは家事に精出してハーフで行きます。

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