2010年8月24日火曜日
借金は駄目
お盆に妻の実家に挨拶に帰りました。
妻は姉妹4人と弟の5人兄弟です。長女、次女、本人、妹と一番末は長男の弟です。
因みに妻の子供は4人で上3人は女の子で長男は一番下ですから、不思議に構成が似ています。
田舎に帰った時に長女と妹の二人が帰っていました。夜に私と弟と女3人と酒を交わしながらの話になりました。
姉と妹は妻が今更結婚をして仕事と家事の両立で夫の面倒を見なければいけないことに対して、今更結婚をして苦労なんかしなくても「私には信じられへん」と賛成ではなかったようです。
妻の実家では皆さん私に気遣いをしてくれています。だからといって気心が知れませんので会話は弾みません。
私も皆に気遣って積極的に話をして行くタイプではありませんので、ジート座っていては気まずいので食事の支度は私が全てしました。それの方が間が取れて気楽だったからです。
それを見ていて妻の姉妹は今更結婚をして苦労しなくてもと思っていたのが「くみ子あんたが面倒みてもらっているのやね。良かったね」と言ってくれました。
私達の関係を納得してくれた後に「飯山さんはくみ子の何処がよかったのですか」ときかれました。
妻は10歳を頭に4人の子供がいる時に離婚をしています。今は4人とも立派な社会人になっていますが大変な苦労をしています。だから私のように蓄えのないつまらない男でも力を合わせれば「何とかるわ」と言って結婚をしてくれました。その逞しさと優しさに惚れましたと答えました。
そうすると姉はそういえば「私達は知らなかったけどくみ子は大変な苦労をしたものね」と言いました。妻はその苦労の時期を乗り越えて落ち着いた時に子供たちを連れて田舎に帰ったそうです。
その時にまだ生きていた母に「これまではこんな状況でした」と始めて言ったそうです。そうすると母はそんなことは全く知らずに何の手助けもしてやれなかったと泣いてくれたそうです。
そういう話が出ましたので「くみちゃんは今までに親や兄弟に一度もお金の工面を頼まなかったのですか」と聞きました。妻は一度もなかった。だから子供たちが小さい時は田舎に帰る余裕も無かったので一度も帰ったことが無かったといったいました。
それで分かりました。盆になれば兄弟は争うようにして皆実家に帰って来ます。それぞれに苦労されたと聞きましたが、誰もが親や兄弟に一度もお金の無心をしたことがないそうです。だから兄弟がみんな仲がいいのです。
いくら血を分けた兄弟でもお金の無心をすると絶対に仲たがいしてしまいます。
想像を絶するような苦労をしていてもお金の無心をしたことがない。
兄弟が仲良く付き合って行く上で大切な条件ですね。
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