2010年8月7日土曜日
民主党が動き出した
民主党が代表選挙を控えて動き出したと報じられています。
マスコミを通してその動きを見ていますと政権獲得闘争、即ち欲望の実現闘争としてしか映ってきません。
7日の朝ズバを見ていると民主党の川内博史議員が「そうして真の総理を選ばなければいけない」と言っていました。
真の総理て何や、菅さんは真の総理ではないのか。そのように政権闘争と言葉遊びばかりの繰り返しで、真に国民を見据えた政治が行われていないから、年寄りが何処に行ったかも分からないという情けない国になってしまうのです。今騒がれているお年寄りの問題は政治の貧困さ以外のなにものでもないでしょう。
大所帯になると様々な意見が噴出してくることは分かるが、政党は政策を掲げて大筋の所ではぶれることなく挙党体制で国の為、国民の為に働くのが政党政治ではないのですか。
総裁の任期は何年と定めておいて任期が来るまでは派閥色を見せないで全力で支えていく。これが政党政治の道理でしょう。
その道理が覆るような動きはそれは全て我欲です。
歴史を見てみると大きな内乱が度重なっておこなわれています。覇権争いをする者は、自分が権力を握ることが国を良くし民の生活を向上させることになると大義名分を掲げて戦っているのですが、それは我欲以外のなにものでもないのです。本当に民の為めを憂いて動くのであれば、争いは止めて協力して事をなすことです。
坂本竜馬が偉大な人として今も崇められているのは薩摩や長州という自藩の権益をどうしても捨てきれない指導者達を国の為にという方向転換させ協力させたことにあります。真のという言葉を使うのであればそういう人が真の政治家なのです。そういうことを考えれば人間的に拙い人は真の政治家にはなれないという事です。
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