2010年8月9日月曜日
道を正す
会社や家庭、いずこに於いてもいがみ合いや諍いが起こります。
人はプライドが強くて自分の意見や思考がベストだと自負心を持っています。
自分の意見や思考に皆が従えば心地よい気分になれますが、逆らえば気分を害しますので様々な場面で自我を主張したがります。
特に家庭なんかでは何が道理かなんかよりも各々の感情をぶつけ合います。そんな場合に力関係が明確な場合は、力のある方を立てて他は我慢しようとします。
我慢出来ているうちはまだ平和を保てますが、我慢の糸が切れてしまうと離婚とか、親子関係においては子供は外に癒しを求めて非行に走ったりしてしまいます。
人間は感情の動物と言われているように、どうしても感情が先走ってしまうのです。
感情と感情がぶつかり合えば、人は十人十色と言われている通りに区々ですから旨く行く筈がありません。
会社に於いても家庭においても、旨く進展して皆が楽しく生活をして行く事は、誰もが望んでいることだと思います。
そういう良い状態を構築するには常日頃から、感情に振りまわされないで、物事の一つ一つに付いて何が道理かを考え、その道理に則った言動が取れるように訓練することが大切です。
道理とは人間が生きて行く上で最も正しい道ということで、その道は一筋しかありませんので意見や思考が異なって諍いに発展するということはありません。
それでも人間は感情の動物で、意見等の対立が無くても何か虫が好かないなどと好き嫌いを露にする人は少なくありません。そういう人は自分の拙さを披歴していることが分かってないのです。それも道を正して行けば少なくなるでしょう。
昔から人は「死ぬまで勉強」と言われています。
この言葉の勉強は学修に勤しめというよりも、人間性を磨けという意味合いの方が強い言葉です。
人間誰もが幸せに成りたいと希望しています。幸せに成るには今の時代ではお金を掴まなければ幸せになれないという人もいますが、幸せに成るために一番大切な事は人間性を磨く事です。その人間性を磨くために勉強をしなければいけないと言っています。
その勉強の具体的な形が、何が道理かを考えれる知恵を養い、その事が分かれば感情に振りまわされる事がないように、道理に則った言動がとれるように訓練をすることが勉強です。
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