2010年8月19日木曜日

高知よさこい



徳島の阿波踊りは300年の歴史がありますが、高知のよさこい祭の一回目は昭和29年です。
 歴史的にはよさこい祭は阿波踊りより見劣りをしますが、規模と内容に於いては勝るとも劣らない規模に膨れ上がって今や全国に名だたる二大祭りになっています。
 あの炎天下で連を組んで一糸乱れぬ踊りを披露してくれる、あのエネルギィッシュな踊りには感動をうけます。
 あれを見ていると自分の今までの人生であのように何かに一途になって取り組んだことがあるのか、
その事をおもってしまします。
 あそこまで一糸乱れずに踊るには相当の稽古が必要だろうと思います。
 京都の今村組の練習風景をテレビで見たことがありますが凄まじい練習でした。
ああいう凄まじい練習に耐えてその努力の成果をよさこいの舞台でぶつける。さぞ気持ちよく充実感に溢れ、真の喜びと楽しみとはこれだということを体得されることだろうと思います。
 一緒に練習を積んできた同志と深い絆が出来、生涯の友もあれで出来るのではないでしょうか。
 
 楽しみの対象は無数に存在しますが、お金を出せば簡単に得られる楽しみよりも、あのように我慢や苦しみが伴う楽しみはその分大きな喜楽を得られます。
年老いてその事が良く分かりますから若い時に一途に何かに取り組まなかったことを悔みます。

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