2011年3月23日水曜日

安心の基


天災は避けることは出来ないが頑張れば復興は出来る。
この度の原発事故はレベル5まで達し、7までに達すればチェリノブイリの事故と同じになります。
チェリノブイリと同じレベルに達すれば復興は不可能になります。
1979年にアメリカのスリーマイル島でも同じ冷却剤事故が起こったいます。この事故も幸いにレベル5で終息していますが、この度の事故がチェリノブイリと同じレベルになればどうなるか、そんなことは私のような者よりも政治家や関係者はよく分かったいる筈です。
 原発は一つ間違えば恐ろしいものであることが分かっていれば、想定外という言葉を使うのは不謹慎でしょう。様々な場合を想定して十重二十重に備えをしておかなければいけないでしょう。
それが普通の考えであってそれが想定内の思考です。
そういう考えに達してないという事は甘かったのです。
そんな段階ではありませんが、この度の事故で政治家や原発関係者は、自分たちの備えが甘かったという言葉は一言も聞こえてきません。
 こんな時だからこそ、自分たちの考えは甘かった。二度とこんな事故を起こさないように、いくら設備投資にお金がかかっても備えを十分にさせると総理は断言すべきです。
その上で最高責任者である総理は、今は事故を終息させる事と、復興が最優先ですからそのことに傾注し、それが目に見えて復興の兆しが見えれば、この度の事故の責任を取って辞任しますと断言すべきです。
そういう覚悟で頑張りますので、国民の皆さんは今は我慢して協力し合って頑張ってほしい。そのように率直に言って頂ければ励みにもなるし信頼も増すとおもうのですが、そういう政治家はいないですね。
 会社であれば理由の如何に関わらず、これだけの事故が生じれば責任を取ります。そこまで腹を括ってやり通せるか。こんな時にこそその人間の真価が問われます。

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