2010年2月16日火曜日
労り
先日妻と買い物に行きました。
まだ籍は入れてませんが休みの日には一緒にいますのでこれからは妻で通します。
駐車場に車を止めて売り場に降りて行こうとエレベーターの前まで来ましたら、「あ、携帯忘れた」と言い出しました。
妻の長男の所がちょうどお産で、その日は予定日で陣痛が来たというのでお見舞いに行ったけれども、仕事までには孫を見ることが出来ずに帰ってきたところです。何時出来たという連絡が入るかもしれないから携帯を取っておいでと言いました。
私がいらちなものですから申し訳なさそうに謝りながら取りにいきました。
「ごめんね」と走ってきてエレベーターのボタンを押して中に入った時に「あ、財布がない」と言い出しました。途中で落としたようにも思えないので、「車やろう、さっき降りた時は持っていたで」と言いますと、「ごめん」と言ってまた車に走りました。仕事のお金を預かっているということでしたから私も心配ですから車まで戻りました。
いくら探しても財布が見つかりません。可笑しいなぁー、絶対にあるはずだから「もっと丁寧に探し」と言って一緒にさがしました。そうすると先ほど取りに行った携帯の場所に入れ替わりに忘れて来てしまったようです。
さぁーここからです。若い時だったら妻が失態を恥じて申し訳なさそうにしているのに、「なにをやってんねん、しっかりせんかい」と言っていたとおもいます。
私だけでなく夫婦というものは申し訳なさそうに控えめにしているのに追い打ちをかけて叱責してしまうのは一般的です。
そうすれば自分は悪いと思っていても「なによ。そんに偉そうに言わなくても」と反抗心を抱いてしまいます。そういうことが長年の夫婦生活で積み上げられて、一緒にいても楽しくない面白くない。挙句の果てには経済的に困らなければ直ぐにでも別れたいということになります。
何回も記しましたが、明日から経済的に何の心配も無ければ直ぐにでも別れたいと思っている女性は物凄く多いのです。
そういう女性の気持ちはよく分かっていますので「ごめんね」と言われたら、そんなことは俺も始終あるからか気にするなと言っておきました。
最近はそういう優しさが素直に出せるようになりました。きっとお呼びが近いのでしょう。
おすすめリンク
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿