2011年6月22日水曜日
花の命はみじかくて
妻は花が大好きです。私も以前からよく花を見に行っていまして趣味が合いますので今年の春は沢山花の写真を撮りました。
写真の方は相も変わらず上達はしないのですが、沢山の花に接しました。
「花の命は短くて」という言葉がありますが、今年ほどその言葉をしみじみと感じたことはありません。
ハクモクレン、ホウノキ、オオヤマレンゲ、タイサンボク、シロユリ、クチナシ、カラー、カシハバアジサイの花、咲き初めは瑞々しく生の花にしか出ない聖なる白色で私達に微笑かけてくれます。しかしその微笑の期間はあまりにも短く、直ぐに色が汚く成り朽ち果てていきます。
春夏秋冬を生涯に例えて話されることが多いのですが、その輝いている期間はあまりにも短すぎます。
だからこそ多くの人に愛され惜しまれるのかもしれませんね。
人の命も朝露の如く消え去ると言われています。あっという間の短い人生ですから妙味があるのでしょうね。
必ず消え去っていくからこそ、ひと時でも輝いていたいともがくのですね。
私にはもうその輝きは発揮できることはないでしょうが、根っこが腐って完全に朽ち果てるまでは、来年もまたきれいな花を咲かせたい。そして皆さんを楽しませ輝きを持たなければという欲望だけは無くさないようにしたいものです。
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