2010年3月19日金曜日
片山善博元鳥取県知事の愛
前回噂のモーガン夫婦という映画から男の浮気に付いて、男は全て浮気者であるなどと言いましたが片山元知事のお話を伺っていると、その誠実さにテレビを見ていて思わず涙してしまいました。
高校の時に席が隣になったことが二人の始まりで、それからずーと41年間一緒に過ごしてこられたそうです。
子供さんを6人設けられて公私に亘って二人で手を携えて歩んで来られて、妻であり同士である存在だったと言われていました。
奥さんが病気になられ、余命いくばくもないと医師から伝えられ、知事を続けていれば任期中に亡くなることは分かっていたので立候補するのを止めて、奥さんが亡くなられるまで政治の場から身を引いて献身的に看病されたそうです。
奥さんの下の世話やお風呂の世話まで全て自分でやって来られて、奥さんは片山さんでなければ駄目だとまで言われていたそうです。
人は権力を握るとやりたい放題という人が多く、大阪の元知事なんかはそれで知事を止めざるをえなくなりました。それが一般的であるのに奥さん一筋で、奥さんの事を考えて知事まで諦められた。そんな人が幾人いますか。
片山さんは知事時代には改革知事とまで言われ、厳しく政策を断行されてきています。
それも奥様にささげる愛と同じですね。一部の人の特権や利益や都合を許さず真に県民の利益を優先させた政治を行う。強い愛がなければできません。自分の名声や利害ばかりを優先させることの多い政治家では間違っても出来ないでしょう。
何をやっても一番大切なのは愛です。どこかの総理の様に友愛などと言いながら厳しさも激しさも感じられない。そんなものは愛ではありません。愛を貫くには厳しさと激しさが必要なのです。国民のためなら片山さんの様に政治家を辞する厳しさと激しさを持っていただきたいですね。
おすすめりんく
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