2010年3月31日水曜日

花と蝶

花と蝶の動画

雄蝶、雌蝶の言葉に象徴されるように蝶は吉祥のいきものです。
あまりにも美しいのでユーチューブでまとめました。

2010年3月30日火曜日

蝶にまでもてるいい男


大勢いる人の中で私の頭にだけ蝶々が何匹か止まりにきました。
いい男は蝶々にまでもててつらい。
俺は人には優しい。その優しさが蝶々にもわかっているのかもしれないね。
そうじゃないのです。
俺は今まで整髪剤などを一度もつけたことがないので、生の男の香りをメスの蝶々は嗅ぎつけて触れに来たのだろう。十分に遊んでやりました。
蝶もよくわかっているなぁー。
加齢臭の香りは。嬉しいやら悲しいやら

2010年3月29日月曜日

結婚式に思う


昨日は久しぶりに苦楽園のN様のお家に着付けに伺いました。
このお家を訪れますと思いだします。お嬢さんが結婚をされる時に近くの神社で挙式をされるのでお家で支度をしたいということで打掛の着付けをさせて頂きました。
 支度を終えて神社にお出かけになる前にお嬢さんとお母さんは仏壇の前に座って、ご先祖様に報告のお祈りをなさってから出かけました。
 その姿を見て、家で支度をしてから出かけるというのもいいものだなぁーと感動した思いが甦ってきます。

 今ここに自分がいて幸せな時を迎えることができた。自分の力なんか何にもありません。
父母がいてそして先祖がいて、その線上に自分が今そこにいるから大きな喜楽を得ることができるのです。
 そのことを思えば父母は勿論の事ご先祖さんにもご報告と感謝の意を捧げる。人として当たり前の行為ではないでしょうか。
 ところが最近では、生まれてから宮参りや七五三・十三詣りには神仏にお祈りをして、恐らく葬儀では仏式で葬送されるであろう人が、何故結婚式ではキリストに感謝をしてご先祖様をないがしろにされるのか、私には理解が出来ません。

 私は日本人として日本の文化に誇りを抱いたいます。
歴史、即ち祖先を私は大切に思っています。今年は坂本竜馬ブームですが、今週の大河ドラマでは坂本竜馬は脱藩します。
 何の私利私欲も無く国の行く末を憂いて、多くの人が命を掛けて散っていきます。
そういう人たちの熱い思いと犠牲があって今の私達はあります。そういう祖先の勇気を私は誇りに思っています。本を読んでいると涙が出て止まりません。

 私達はそういう素晴らしい人達の活躍された線上に存在出来ています。その事に思いをはせて感謝できる自分でなければ自分の人生を豊かにすることは絶対に出来ないと思います。

 人は自分自分と自負心だけ旺盛ですが、自分より賢い人は掃いて捨てるほどいます。自分の存在なんか塵や埃の如くです。素晴らしい人はいくらでもいますがそういう素晴らしい人でも自分ひとりの力では何にも出来ません。それが人生です。

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kex

2010年3月26日金曜日

新卒採用


愛媛県久万高原町にある法連寺の天然記念物の枝垂れ桜(樹齢120年)

 
 採用される基準を成績の良し悪しだけで決められる事に対して、若い人たちの間では不満に感じいるように窺える人がいます。
 人は成績が良くなくても、自分が駄目な人間であるなんてことは思っていません。みんな自負心を抱いており、自分もその気になればそんなものぐらいやり遂げてやると思っています。
 みんなそんな気概だけは持っていますので、採用される側に立てば様々な意見や希望があろうと思います。

 採用する側としては短時間に確かな判断をしなければいけないのです。
採用される側の意気込みや、やる気という形にないものを判断基準にはできません。
確かな判断材料が必要です。
成績とかスポーツというものは明確な判断材料となりますので、何処の企業も重要な選別の基準にしているのです。 
 中には勉強が好きだという人もいますが、大抵は将来の事を考えて仕方が無いから頑張るという人の方が多いのではないでしょうか。
 世の中は競争原理で動いています。競争に勝たなければ自分の立場を優位なものにすることはできませんので、勉強が好きでなくても頑張っているのです。

 成績の良い人間を分析すれば、意志の強さ、我慢強さ、忍耐力、集中力、持続性という性格を有していることが成績から窺えます。成績は強靭な精神の象徴ですから重要視するのです・
 スポーツも然りです。意志の強さ、我慢強さ、忍耐力、集中力、持続性などが備わっていませんとあの激しい訓練に付いていけませんので、そこを企業は買うのです。

 若い人の中には「自分だってその気になったら」と自負心旺盛な人が多数いますが、いくら自負心を持っていても、明確に形に表さなければ世間は認めてくれません。

 人の一生は何も難しい事はありません。仕事をすること、遊ぶこと、寝ることのサイクルで成り立っています。
その中で一番大切なのは仕事をすることです。現実に仕事に費やす時間が一番長いのです。そして大切な経済に関わっています。仕事は人生において最も大きなウエイトを占めていますので、同じ仕事をしなければいけないのであれば、意気に感じて働ける所、経済的にも条件の良い所で働きたいと希望するのは当然です。
 良い条件の所で働くには企業に受け入れられる自分を、日頃から心がけて作って行く以外にないです。
就職活動の時にその気になって張り切ってもどうにもならないのです。若い人たちはそういう理屈が分かっているのだろうか。
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2010年3月21日日曜日

孤独死


 カフェスマイルの近隣のお客さんで、武庫殿やkokoroちゃんや私も含めてカフェスマイルに集う常連さんはみな知っている、スマイルの名物おばあちゃんが孤独死し2~3日放置されていたと聞きました。
 この前まで窓から手を振って元気にされていたのに驚きました。
年には不足はないけれど死に方には不足があります。なんと悲しい逝き方でしょう。

 私も人の親ですから良く分かるのですが、子供は目に入れても痛くない。まさにその通りで子供は可愛いものです。可愛がって大切に大切に育てます。おばあちゃんにもそうして大切に育てた子どもさんがいる筈です。

 子供の中には、こんなに嫌なことや苦労ばかりするのだったら産んでほしくなかったとうそぶく人もいます。それでは嘯く子供達に聞きます。これまでに喜楽は一度も無かったのでしょうか。
そんなことは絶対にありません。人生は喜怒哀楽の繰り返しです。
吉田松陰は12歳の子供でもそれを既に経験している。あとはその繰り返しだけだから何時死んでも悔いはないと言っています。
 怒哀だけの人生なんて絶対ありません。大小の違いはあっても喜楽も必ず経験しています。
その上に自分の心がけ次第、努力次第で喜楽はいくらでも増幅させることはできます。
楽しい事はいくらでも経験できます。経験できるのは生きているからです。親が産んでくれたからです。育ててくれたからです。子供は自分の力だけでは生きていけないのです。そのように考えれば一番大切にしなければいけないのは親でしょう。

 住居環境や経済的理由など様々に人は理屈付けをしますが、そんなことは心がけ次第で全て解決できる事です。
 人生は誰もがそのうちに年老いて死んで行きます。例外は無いのです。順送りです。それが自然の法則ですから、その法則に則って、順繰りに子供たちが親を看取って送り出して上げることが一番自然な形なのです。

 本来はそうあるべきものが、気が合う合わない、好きでないとか、好きになれないなどと個々の感情を優先させてしまって自然の法則を感情によって崩壊させてしまっています。
 そういう現実の世界を子供達が見て育つわけですから、大きくなっても親のことは知らんと言う子供が増えてくるのは、これも自然の法則です。
そういう悪循環が繰り返され今度は自分が年老いて寂しい思いをしなければいけないことになってしまうのです。

 勿論全てがそうであることはないのですが、風潮としては完全に親に対する不義の風潮は固まってきています。こんなことでいいのでしょうか。

 楽しい人だったおばあちゃん。そのうち我々も行くから面白いネタを沢山集めておいてね。

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2010年3月20日土曜日

里芋の味噌甘煮込み


これは簡単で美味しい芋料理です。
冷凍の小芋よりも生の物の方が美味しいのは当たり前ですが、写真の物は冷凍ものです。
ひたひたの水にほんだしと味噌を入れて煮込むだけです。
味噌の分量は濃いめの味噌汁を作る程度です。
砂糖を多く入れて甘く煮ます。水分が無くなってとろみが出てきたらゴマを多めに振りかけて出来上がりです。
これを食べた人は皆さん美味しいといいます。自慢の一品です。
小芋をむいて灰汁抜きをするのが邪魔くさいだけです。

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2010年3月19日金曜日

片山善博元鳥取県知事の愛


 前回噂のモーガン夫婦という映画から男の浮気に付いて、男は全て浮気者であるなどと言いましたが片山元知事のお話を伺っていると、その誠実さにテレビを見ていて思わず涙してしまいました。
 高校の時に席が隣になったことが二人の始まりで、それからずーと41年間一緒に過ごしてこられたそうです。
 子供さんを6人設けられて公私に亘って二人で手を携えて歩んで来られて、妻であり同士である存在だったと言われていました。

 奥さんが病気になられ、余命いくばくもないと医師から伝えられ、知事を続けていれば任期中に亡くなることは分かっていたので立候補するのを止めて、奥さんが亡くなられるまで政治の場から身を引いて献身的に看病されたそうです。
 奥さんの下の世話やお風呂の世話まで全て自分でやって来られて、奥さんは片山さんでなければ駄目だとまで言われていたそうです。

 人は権力を握るとやりたい放題という人が多く、大阪の元知事なんかはそれで知事を止めざるをえなくなりました。それが一般的であるのに奥さん一筋で、奥さんの事を考えて知事まで諦められた。そんな人が幾人いますか。

 片山さんは知事時代には改革知事とまで言われ、厳しく政策を断行されてきています。
それも奥様にささげる愛と同じですね。一部の人の特権や利益や都合を許さず真に県民の利益を優先させた政治を行う。強い愛がなければできません。自分の名声や利害ばかりを優先させることの多い政治家では間違っても出来ないでしょう。

 何をやっても一番大切なのは愛です。どこかの総理の様に友愛などと言いながら厳しさも激しさも感じられない。そんなものは愛ではありません。愛を貫くには厳しさと激しさが必要なのです。国民のためなら片山さんの様に政治家を辞する厳しさと激しさを持っていただきたいですね。

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2010年3月18日木曜日

映画「噂のモーガン夫婦」


 映画「噂のモーガン夫婦」を見てきました。
不動産の女社長とやり手の弁護士のセレブな夫婦が夫の浮気で別れます。
浮気をして破局の原因を作るのは大半が男です。自分が直接の原因を作っておきながら別れた女性に未練を持って復縁を迫るのも男です。
 映画の主人公も別れた妻を食事に誘って復縁を迫ります。女性が拒絶をして帰ろうとした時に殺人現場を見てしまいます。見られた犯人は口封じのために夫婦を殺そうとします。
その危機から逃れるために警察の勧めで誰も知らない田舎に身を隠し二人で生活をします。
その間に仲直りをして復縁をするというストーリーです。

 仲直りをしたときに女性は夫と別居をしていた時に一度他の男性と寝たことがあります。それを黙っておくのは気がとがめますので、仲直りをした元夫にそのことを話します。
その事実を聞かされた男性は自分から復縁を迫っておきながら、他の男と寝たことにこだわり復縁を無かったものにしようとします。
 この映画はそこの所だけがメッセージ性が感じられる平凡な映画です。

 男は自分が浮気をして別れる原因を作っておきながら、自分の手元に戻ってくると分かったら、妻が他の男と寝たことが気に入らないで其の事にこだわり続けます。男性の方が理不尽であることは明確なのですが、男の心理は同じ男性としては複雑な気持ちに陥るのはよく分かります。
 男の性は狩猟的であり女性は農耕的であるからです。
男は妻を大切と思いながらもチャンスがあれば愛が無くても出来ますし、何時もしたいと思っているのが男です。
 ところが女性は気持ちを大切にして、愛が無ければ出来ないし、しないというのが一般的ですから、男としては他の男性に抱かれたという事実は物凄く気になるのです。

 男女は同権ですが男と女の性は明らかに違うのです。
男の身勝手ではありますが男というのはそういう動物です。
 世間で言われている、九州の男は自分が平気で浮気をするけれど、女の浮気は許さないというのと似ていますね。

動画の着付け

eiga

2010年3月17日水曜日

男の料理 梅干しご飯


 簡単で美味しい梅干し御飯です
梅干しを私は4合のお米に大粒のものを4~5個細かく潰して、炊く時は梅の種も入れて炊きます。
昆布10cm四方の物を一枚入れて御飯を普通に炊きます。
一度お試しください。
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2010年3月16日火曜日

旅立ちの時


3月4月は入卒と社会人しての旅立ちの時です。
想い出します。娘が二人いまして上の娘が高校の3年生終わりの進路説明会に私は行きました。
進学するにも就職をするにも大変厳しい状況であるということを先生からうかがいました。
帰って娘とどうするのかを聞きますと進学したいということでした。

 何のために大学に行きたいのかを聞きますと、一流の企業に就職したいからということでした。
一流の企業に就職するには国公立の大学に行ってそこそこの成績でなければ行けません。
 娘は国公立の大学に行けるほどの偏差値ではありません。せいぜいきこえの良い短大に入れる程度だと私は偏差値から割り出していました。

 短大が悪いというのではなく、現実問題として短大を卒業して一流企業に就職の出来ている人をそれまでに見聞きしたことがありせん。
娘の事を考えて私が出した結論は英語が好きという事ですから、英語を主体として勉強する専門学校に行く事でした。当時はYWCAかECCぐらしかありませんでした。
両方に私が行って聞いてきました。YWCAよりもECCの方が一流企業とのパイプラインを多く持っていました。
 ECCの言うのには卒業するまでに英検の2級の資格を取って、真面目に通学してくれて、成績が10番以内だったら一流企業に推薦入社できますということでした。

 その情報を本に娘に話をしました。現在は四年生や短大に行けなかった人が仕方が無いから専門学校に行くという時代や。そういう時代やから今のお前やったら真面目に勉強していれば必ず成績は上位にいける。だから専門学校に行けと言いました。
 専門学校にしか行けなかったというのは世間体は悪いけれど、それが良い企業に就職する一番の方策だと説明をしますと、娘も私の言うことを素直に聞き入れてECCに行きました。

 何処の家でも同じですが長女は真面目で大人しいタイプの子供が多くて、私の所の娘も真面目ですから、きっと成績は上位で卒業できるだろうと思っていました。
 期待通りに成績は上位で終えましたので、幾つかの一流企業を示してくれて好きなところを選びなさいとECCから言ってもらえました。娘は選んだのは門真にある大きな企業で今も務めています。

 あの時に専門学校なんてきこえが悪いから嫌だと駄々を捏ねていたら今はありません。
同じ働かなければいけないのであれば働きがいのある所で、少しでも賃金条件の良い所が良いのは当たり前です。
世間体なんかお構いなしに決めた私の機転と娘の素直さのお陰です。

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2010年3月15日月曜日

何も悪くはないけれど


 前回の喫茶店での続きです。
隣の丸い四人掛けのテーブルに、30代前半の女性3人と小学校低学年の男の子が先客として座っていました。一人の女性は子供の親かどうかは分かりませんが子供がやっているゲームに自分もはまって一緒にやっています。他の二人の女性も同じく一台ずつ持って夢中でゲームをやっています。
全く会話がなく四人とも夢中です。ときどきゲームに付いて確認の会話をするだけです。

 テーブルの上には飲んだ食器が片づけられていますので、既に相当の時間ゲームをやっていたのではないでしょうか。
 私らがそろそろ帰ろうかと言い出した時に子供はゲームに飽きたのでしょうかやめました。
3人の大人はまだやっています。子供は熱中できるものを止めますとジートしておれません。
寝ころんで足が私たちのテーブルの上に乗りました。子供はそのことが分かってないし、大人達もゲームに夢中で分かりません。ちょうど帰ろうとしていたところですから私も何も言わないで席を立ちましたが、何か寂しくなりました。

 電車に乗りますと最近は本や雑誌を読んでいる人は皆無で、大半が位牌を拝むが如く携帯を眺めています。
その人達は何も悪いことをしているわけでもありません。だから批判めいたことは言えません。それは分かっていますがそういう光景を見ていると何故か侘びしくなります。

 人生は一度切りで引返すことはできません。人生は実に正直で実のなるものに熱中した分だけ収穫ができます。娯楽はあくまでも癒しであり、癒しを追求しても実を結びません。そんなに癒しが必要なほど皆さん苦労されているのでしょうか。
そんなに苦労されているとは思えませんが。

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2010年3月14日日曜日

貴方は悪くない


妻、まだ籍は入れていませんがやっと彼女の家が売れて現在は私の所に引っ越して来る準備中です。
家に行きますと暖房設備が無い状態になっていますので寒いのでジートしておれません。
一軒家は寒いですね。
用事があるのですが寒いので喫茶店に行って時間を潰そうということになりました。
 寝屋川の駅前の商店街の中にある喫茶店です。満席状態で結構はやっています。
一席だけ空いていましたが、換気が悪いのでタバコの煙と匂いで、折角の良い雰囲気の店のイメージが損なわれています。
 喫煙者にしては喫茶店で吸うタバコは癒しの一時で美味しいです。女性の方は歩きながら吸うわけにもいかないし、仕事中も何か後ろめたさがあって吸えないし、その点喫茶店はホットして寛いで一服吸える癒しの場でもあります。
 喫茶店のオーナーは、そういう喫煙者の気持ちが分かるから、分かっていて禁煙にすれば商売にも影響するから、それには関わらないで客の気持ちに任せているのでしょう。
 自分も以前は喫煙していましたので、喫茶店で吸うタバコの味は分からないことはありません。
分からないことはありませんが喫煙をしない人にとっては大変苦痛です。折角の美味しいコーヒーなのに吸わない者にとっては寛げません。
誰も悪くはないけれど、どちらにもよくて、店も影響を受けない方法はないものでしょうかね。

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2010年3月13日土曜日

子供の巣立ち


ミツマタが綺麗に咲いています


刑法というのは国民が共存していく上でやってはいけないことを取り纏めたもので、住みやすくするための最低限度のルールです。
 これだけでは平和で住みやすい社会を構築することは出来ないので道徳というものがあります。
ルールは破れば罰せられ社会からは冷淡に扱われるという報復が待ち受けていますので、罪を犯す人は少ないのですが、罪にはならないまでも人を罵り、暴言を吐いたり、意地悪をしたり酷いいたずらをするという行為はいくらでもあります。
 そういう被害にあって登校できなくなったり、家に引き込もってしまい、挙句の果てにうつ病になったりする人も少なくありません。実際には刑法に触れなくても人の人生を狂わせてしまうような行為は、犯罪と同じではないでしょうか。
 一度しかない大切な人生ですから、誰もが幸せになりたい、充実した人生を送りたいと希望しています。その希望と権利を誰もが妨げる事はできないはずです。
苛めや嫌がらせという暴力で、もしも自分の子供がうつ病にでもなればどうしますか。
それを考えれば大人は絶対に自分の子供が苛める側の一人にならないように躾や教育をしなければいけません。その責任と義務が大人にはあります。
今は卒業の時期で希望に満ちた少年少女達が巣立っていきます。
そういう子供たちを見ていて大人の責任を痛感しました。

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2010年3月12日金曜日

子供の非行


テレビで「ガラスの牙」というドラマをやっていました。
保護司である主人公が自分が担当した少年少女達を懸命に立ち直らせようと奮闘するドラマでした。
 このドラマのよかった所は子供たちの非行の発端は親にあるという視点から描いていたことです。


我々の子供の頃は父親や学校の先生は怖い存在であることは常識でした。
親父は怖くてよくぶん殴られました。怒る時は真剣でした。親が子供を怒って殴るなんてことは当たり前の時代ですから手加減なしに殴られました。実は手加減してくれていたのかもしれませんが、私にはそうは思われないくらいに怖かったです。それども適当な時に母がかばってくれました。
 母は私の為に怒られるのも薬だからと黙って見ていて、これ以上親父がエスカレートしてくると私が怪我をしてはいけないので適当な時期に止めてくれました。親父もそれで矛が収められたのではないでしょうか。おやじと母の名コンビネーションですね。そんなことは分かりませんので親父の存在はうっとおしかったものです。

 親父と母が良く喧嘩していました。私は陰で何時も優しく自分をかばってくれる母親の味方です。「あんなおやじと別れたらいいのに」と夫婦の微妙な心理なんか分からずに言っていました。

 昔の親や学校の先生は駄目なことをしたら真剣に怒ってくれました。優しくするのは簡単ですが、厳しく接することは難しいのです。会社でも厳しい上司ほど自分を育ててくれます。
 子供の教育には大人が怒れば怖いのだと思わせるのも貴重な方策の一つです。それが友達感覚で子供を育てて怒れない親が増えています。

 甘やかせるだけ甘やかせて自立出来ないような軟弱に育てて、親の都合で小言だけは言うという親が多いのです。親も人ですから子供よりも自分自身の快楽や幸せを考えてしまいます。

 子供は時には真剣に怒って親の自分に対する関心度を確認したい。時には理屈抜きに抱きしめて欲しい。子供でも自己主張はしたいので、そういう場を与えてくれて話を聞いてくれる。。そういう子供の心理を理解できずに、親が自分の都合や世間体ばかりを考えて子供と接してしまいます。そういう親には違和感を覚えて、外に自分の居場所を求めます。
 特に母親が女としての快楽や幸せを優先させてしまう家の子供は非行に走りやすいのです。
子供が非行に走る原因は全て親にありますので、そういう点を描いたこのドラマはよかったです。

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2010年3月11日木曜日

男の料理


冬は温かいものに限ります。
豚汁は温まるしヘルシーですからおすすめです。
豚汁で欠かせないものは里芋とごぼうですね。里芋はホコットして美味しいし、ごぼうは風味がでます。私はそのほかにはキノコ類と粕汁の時の様にコンニャクを入れ、人参も入れます。
豚が入りますので必要ないのですが竹輪もいれます。そして青いものはキャベツです。
キャベツは2-3日すればとろけてきておいしいです。
写真の豚汁は四日目のものです。味噌仕立ての味付けですが私は少し味噌は薄いぐらいが好きです。
勿論ほんだしをいれます。みりんと酒も少し入れます。

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2010年3月9日火曜日

忘れえぬ感動


私は小学校の4年生まで泉北郡高石町で育ちました。南海本線の高石です。
今は埋め立てられて工業地帯に変貌していますが、26号線沿いに大きな墓がありまして、その墓を抜けると直ぐに海でした。隣接する松林の綺麗な浜寺公園には進駐軍の居留地がありました。
 水は透き通っていて綺麗で何処ででも泳げました。
浜辺には煮干しにするための小屋があり、小鰯を荷揚げしているのを手伝いますと、シャツの裾をくくってその中に一杯の鰯を入れてくれました。持って帰ると親は大変喜んでくれました。
あさりなんかはいくらでも取れました。胸までつかって足で砂を掘って貝をさがします。貝らしい感触の物が出てきます。親指と人さし指で挟んで落とさないようにソット膝のところまで上げて来て掴みます。おおあさりです。焼いて醤油を落として食べると美味しいのです。

南海本線の山手の方向は、あの葛の葉の狐伝説で有名な信太の森が何の妨げも無く見える、一面緑の田んぼと畑でした。
 小川がたくさんあり、小川ではしじみがいくらでも取れ、どじょうやフナやウナギまでいて遊ぶ材料に事欠きません。
トンボはおにやんまを求めて歩き、川の真ん中の浮草に止まって尾で水をつついていると、網が届かなければ川の中にジャンピングをしてつかまえました。どの川も水は綺麗で水浴びが出来ましたので川に服のまま飛び込んでも平気でした。
 いま気が付いたのですが尼崎に引っ越してきて、汚い池や小川でザリガニを見るようになりましたが、高石では川遊びを頻繁にしましたがザリガニはみませんでした、ザリガニは水の綺麗な所にはいないのではないでしょうか。

 お正月以外は小遣いなんか貰ったことがありませんでしたが、なんのひもじい思いをしたこともありません。勉強もしたことがなく日が沈むまで遊んでいました。

 当時の高石は田舎で学校では金持ちの幾人かだけは運動靴を履いていましたがその他は下駄です。
下駄は古くなるとよく鼻緒が切れました。鼻緒が切れても全て自分たちで挿げ替えました。
布切れがなけれが麻の紐や藁でその場をしのぎました。
ズボンは小倉の半ズボンか長ズボンです。お尻と膝には破れて大きな当て布がしてありました。
今の子供は贅沢ですからそんなズボンでは恥ずかしいと言って泣いてしまうでしょう。
恥ずかしいなんて思ったこともないし買って欲しいとねだったこともありません。
そんな生活でしたがお正月の元日に目を覚ますと、枕元に下着から服や下駄まで全て新しいものが用意されていました。その嬉しかった感動は今でも鮮明に蘇ってきます。大きな感動です。
普段は始末していても新しい年を迎えれば心も体も改まって新年度に向かって邁進をして行く。
新調品はその為の儀式ですね。

 そういうメリハリのある生活と、そういう生活から得られる感動の大きさ。その思い出は大きな心の財産ですね。
 現在は経済に翻弄されていますが、お金に執着しても大きなお金を得れる人はほんの一握りです。もっと感動を得られる生活を目指さなければいけないのではないでしょうか。
そしてお金を使わなくても身近なところで遊べる環境作りが大切ではないでしょうか。

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2010年3月8日月曜日

男の料理 肉じゃが


これは何方もよくお作りになられると思いますので私ごときが書くのは少し恥ずかしいです。
ジャガイモは作ったその時はホクホクで美味しいのですが、作り過ぎて冷蔵庫に入れておきますと固くなって美味しくなくなりますので一回分ずつ作るようにしています。
 ジャガイモと玉ねぎと糸コンと人参と入れます。
肉は好い肉を使いますと美味しいのですが、高いので時にはすぎ肉で作る時もあります。
豚肉を使用する人もいるようですが、大阪育ちの私は豚肉を使用するのには抵抗があります。
醤油。砂糖、酒、みりんを入れて煮込みますが少し甘く仕上げるのが私の好みです。
鞘エンドウを茹でて後で彩りに入れればいいのですが何時も忘れます。ここが間の抜けた男の料理ですね。

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2010年3月7日日曜日

蘭の舞



蘭は四君子の一つに数えられる高貴な花です
あまりにも綺麗なのでアップしました

2010年3月6日土曜日

止められぬ時の流れ


        アカシアが咲いています
 
マグロはアメリカも全面捕獲廃止の態度を示し、デパートの高級食材売り場でしか手に入らないようになるのではないかと言われだしています。
 昔の大きな布団屋さんは羽根布団が普及してからは、綿の打ち直しも必要でなくなり、それに伴って仕事が無くなり衰退しました。
 時計は昔は高級品で,時計屋さんといえば貴金属店の如く立派な店構えの所が多かったのですが、今は見る影もなくなっています。
 何処の市場も昔は大勢のお客さんで、特に年末には大勢の人で通り抜けるのが大変苦労をしたほどの賑わいでしたが、今は歯抜け状態になり見る影もなくなっています。果物の専門店も見る影もないほど今は衰退して来ています。

 私の家は貧乏でしたので魚と言えば鰯で、鰯は焼いたり煮たりと良く食べましたがその鰯も店先に並ばないことが多くなりました。タコなどはほとんどが外国産です。
 昔はお盆と言えば子供も大人も皆が浴衣を着て出かけ、盆踊りは賑やかで楽しかった。
お正月には家族全員が着物を着て初詣にでかけますので、境内は花が咲いたように多彩で華やかで、そういう雰囲気の中に佇んでいるだけで楽しく幸せな気分になりました。
それが今や何万人と言う参拝者がいてもダウンジャケットの色一色と言う味気のないものになってきています。
 昔と比べて収入は増えました。しかし物は高くなり環境は悪くなり、人の心もゆとりのない人が増大してしています。
 
どんな国造りをしていくかという政治家にはビジョンもない。国がそうだから若い人は何のビジョンも目的も目標も無く、パソコンのサイトで暇つぶしをしている人も少なくない。こんな状態が楽しいでしょうか。これで豊かと言えるでしょうか。
 私たちは何を求めて生きているのでしょうか。何処に向かって生きようとしているのか。目的や目標のない人生ほど味気のない人生はないのですが、それが分かっておられない人が増えて来ているように思えますが、如何でしょうか。

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2010年3月4日木曜日

溜飲が下がった橋下知事の言葉


橋下大阪府知事の朝鮮学校に対する助成に付いて、「北朝鮮という国と暴力団は基本的には一緒、暴力団とお付き合いのある学校に助成が行くのはいいのか」と過激な発言をされています。
 こういう言い方は腹で思っていても今の政治家の先生方では言えないでしょうね。
良し悪しは別にして私は溜飲の下がる思いをしています。
 橋下知事の言葉に対して朝鮮総連の方々は教育と政治は別と反論をされていますが、皆様方はおかしいとは思いませんか。


 あるお坊さんが、住みやすく希望の持てる社会を構築するには、子供たちの教育が一番大切であると考えて坊主を辞めて教育者になりました。
 希望に燃えて教育の場に佇んだのですが、教育の場は政治によって方向付けられていて、教育者の力ではどうにもならないことを思い知らされ、元の坊主に戻って微力ながら独自で子供たちの精神性を高める活躍をしたという話があります。


 
 公立は勿論のこと私立も助成金を受けて学校経営は成り立っています。国はお金も出すけれど教育方針も指示をしているというのが現実で、教育の場と政治は別ではないのです。
 独立した教育の場を作りたければ経済も独立しなければいけないでしょう。
お金は欲しいけれども口は出して欲しくないというのは矛盾ですね。
国は守って欲しいけれどもアメリカの思惑通りにはなりたくないというのと同じですね。
筋の通らない言葉の多い中で、筋を通してきちっとけじめを付けなければという意味の橋下知事の発言に溜飲が下がったわけです。

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2010年3月2日火曜日

愛も病の一つ


蘭は四君子の一つで高潔の象徴として高貴な花とされています

 恋愛中は一緒にいるだけでときめいて、楽しくて楽しくて何時も一緒にいたいと思います。
一緒にいるだけで幸せだと感じていたときめきの心も、結婚をすると次第に一緒にいても喜びを感じなくなります。
 若い人に恋愛感情は「何時までも続かないよ」といいますと、「信じられへん。私は絶対にそんなことにはなれへん」といいます。
 なぜ恋愛感情は続かないのか。それは恋愛感情というものは脳の異常興奮状態によるもので、その興奮状態が次第に正常化されていくからだそうです。脳の異常化によるものであるということは病のひとつですから甘受しなければ仕方がないですね。
 脳の興奮状態の持続は個人差があるそうですが平均すると4年ぐらいで正常化するそうです。

 その正常化を促進するお薬は「慣れる」「忘れる」「飽きる」という人間の持っている本能です。
人間は何事にも自浄作用が働くもので、それがあるから人間は生きて行けますので、恋愛感情は消滅していく事は仕方のないことです。
 人間どんなに辛いことがあっても、4~5年グート我慢をして堪えていれば正常に戻れるのですから、失恋をしたからと言って自殺するなんて馬鹿馬鹿しいですね。
 
 五十路を過ぎて連れ合いと一緒にいることが一番楽しい幸せだという夫婦を私は未だ嘗てみたことがありません。
 風呂の湯の如く、心地よく入れていた湯加減も時間とともに冷めて行きます。
冷めきった湯は元の心地よい湯加減に戻らないのかといいますと、そんなことはありません。
 恋愛感情が無くなっても相手を労わる優しい心や感謝する気持ちを無くさなければ、何時も心地よい湯加減で入浴が楽しめます。
 夫婦を長年やっていると労りや感謝の気持ちが希薄になり、自己主張ばかりが強くなるから楽しく過ごせなくなります。
人間は知恵が働くだけにどうしても自己主張をしたがります。人間は自己主張の塊です。自己中心で相手を労わりませんので、それが災いして夫婦間が冷めてしまうのが現実です。
 ときめきが無くなったからといって簡単に乗り換えることは出来ません。一生連れ添っていかなければいけないのですから、優しい心を無くさないようにしなければいけません。
愛が消滅して行く事は手の施しようがありませんが、相手を思いやる優しい心や感謝する心は自身の心でコントロールできるのですから。

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aimo

2010年3月1日月曜日

男の料理 筋コン


すじ肉とコンニャクの煮付けです。
味噌仕立てのどてやきもありますが。私は酒とみりんと濃口醤油と砂糖と一味を入れます。
味は少し濃いめに、そして少し甘みがありピリットした味にします。
 すじは最近コリコリのすじが少なくなっているのが残念です。
ブロックで仕入れて自店でさばかないところがふえたので、あのコリコリとしたすじを探すのがたいへんです。
あったとしても高いです。
 アキレスは何処にでもあるのですが、アキレスでなくコリコリのすじがいいですね。

すじは茹でてあくをぬいてから煮ます。コンニャクは手で切った方が味がよく浸透します。
醤油仕立てにしておきますと焼き飯、焼きそば、お好み焼きなどにも使えて便利です。
多い目に作って冷凍しておけばいいですね。

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