2011年1月18日火曜日

TPP


   作りました雪お化け

 前回理屈に適った生活ということを考えた時に、今政治課題になっているTPP環太平洋パートナーシップへの加盟のことが頭を過りました。
 政治の根本は国民が平和で住みやすく豊かな生活が出来るようにするという事です。
 そのためには教育と防衛と経済発展が大切でしょう。
教育もお金がかかります。防衛もお金が掛かります。そう考えますと政治の最も大きな課題は経済です。
 TPPに参画することに反対をしている人がいますが、その大半の理由は農業育成と保障を十分に考えてからだという理由です。
 有事のことを考えると食料の自給率を高めるという事は大切なことは分かりますが、農業で経済発展は望めません。
 内需を高めなければと長きにわたって言っていますが、現況のように将来に対して不安いっぱいで、政治に対して信頼の持てない状態では、国民の財布のひもを緩めさせるということも困難でしょう。
やはり日本の生きていく道は産業界の発展を後押しして、輸出に頼る以外に道はないでしょう。
そういう理屈からすればTPP加盟は当然のことではないでしょうか。
 発展途上の時代ならいざ知らずこんなに熟成してきた時代においてはすべての面でうまくいくようにするという事は不可能です。
どちらに向いて進むか。進むべき道を選べばそのことに相対して必ず負となることが生じてきます。
農業に経済を支える力はないのは明確ですから、そちらに捉われていては競争に立ち遅れてしまいます。、国は経済発展を重視してこちらの方向に進みますとハッキリと宣言する。
そして農業も大切ですから、農業にも世界に通じる力をつけてもらえるように国を挙げて努力をする。それには予算もかかるでしょうから、その分は国民に負担して欲しいと、堂々と方向性を語って負担も求める。そういうように負の部分も明確にして国民に負担を求めて、確かな方向性をもった政治をしてほしいです。
 国を富めるためには、私のような愚直な人間が考えても産業界の大きな発展に委ねる以外にないと思います。
論理的に考えてそれが道筋だと思うのですがTPPに加盟することに反対を唱えている議員も多数おります。

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