2010年12月21日火曜日

庶民の嘆き


 ビートたけしさんのTVタックル年末3時間スペシャルを昨日見ました。
あらゆる業種の方々50人が参加していました。
一般参加者の意見を聞いていますと窮状を切々と訴えていました。全身から吐き出される切実な意見に身をつまされました。
 民主党内の小沢問題についてどう思うかという話の時に介護をされている方が、「いまそんなことを言っている時か、そんなことに時間を費やす暇があれば、政治家は我々が仕事をしている現場に来て、どんなに厳しい現状であるかを身をもって知る努力をしろ」。そういう努力もしないで内輪もめして、そんなことに時間を費やしているのは国民に対する裏切り行為だと厳しく政治家を揶揄していました。その意見に大喝采でした。
 それに対して政治家の話は「そうしなければいけない」「そのように考えている」などと予定や理想の構想ばかりが話されるだけです。
予定や構想でしか答弁できないことは致し方がないことであることが分かりますが、実行性について思いを巡らせますと政治家の答弁には空しさを感じます。
そう感じていることはビートたけしさんも同じだったのでしょう。最後に次の言葉でその番組を締め括っていました。
 番組に出演している政治家の先生方は様々に意見を述べますが、それが実現したことがない。さも実現させるように述べていながら、それが実現できなかったときには「こう言ったけど出来なかったので悪かった」とか「出来なかったので責任を取りますと言ったこともない」そんな政治家が多いから選挙の時には国民がしっかりと選ぶ目を肥やしてほしいと言ってました。肥やしてほしいという事はもっと政治に関心を持つべきだということでしょう。

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