2010年12月8日水曜日
魚嫌い
星田園地クライミングウォール
先日行きつけの喫茶店に行きますと顔なじみの人ばかりでした。何時も忙しい時には馴染みのお客さんには「あんたはもうだいぶ長いこと座っているので帰って」と平気で言うママさんなのですが、客が来そうでもないのでママも交えて話がもりあがりました。
独りの人はボランティアで少年野球の監督をされているか方です。
その人が夏の合宿で少年たちを淡路島に連れていったそうです。
民宿で宿の主人は漁師と兼業ですから朝早くに海に出て鯛を釣ってきてくれたそうです。
淡路の鯛は一本釣で潮の流れが速いので身が締まって美味しいと評判です。
主人が自ら子供たちが食べやすいように三枚におろして炭で焼いてくれたそうです。
この話が出る前に養殖ものと天然のものの鯛とはどちらの方が美味しいかという話で盛り上がっていました。
天然ものが油が乗っていて美味しいという者の方が数は多かったのですが、その時に「今年の夏になぁー淡路に行ってなぁー」という事で先の話になったわけです。
「淡路で頂いた天然ものは身が締まっていて少し甘みも感じられて、さっぱりとした味で大変美味しかった。やっぱり天然ものやで」という話になったわけです。
「本当に美味しかったのに子供たちは皆一口も口にしよらんかった。今の子供はみんな魚がきらいなんや」と監督がいいました。
「今の子供は魚嫌いな子が多いからなぁー」と皆も納得です。
俺らの子供の頃は肉なんかほとんど食べたことが無く、おかずのメインは魚やったのに変わったなぁーと異口同音にみんなが言いました。
市場でも魚屋は潰れてしまってスーパーでしか見られなくなりました。
蛋白源は肉よりも魚か大豆などで摂取する方が健康にはいいということは一般的に言われています。なのに子供たちは魚よりハムやソーセージの方が好きという子供がほとんどです。
これはどうも親に原因があるようです。
我々の子供の頃と比較しますと、最近は癌、糖尿病、アレルギー症状の人や若くしても既に白髪なる人が多くなってきています。それはそういう食生活の変化が起因しているのではないかと思いますがどうなんでしょうね。
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