2011年2月14日月曜日
引きこもり
NHKで引きこもりに付いて取り上げていました。
明確に分かっているだで70万人いるという事です。
そのうち30才以上が約50%近くいるという事です。
ある一人を取り上げていましたが年齢は 42歳で外にも出れない状態で生活は母親の年金で暮らしているということです。子供の為に蓄えは無くなり今は年金だけに頼っている生活だそうです。
引きこもりはうつ病に発展していく厄介な現象です。
なぜそのように成っていったのかうかつなことを言えば叱られそうですが、親が可愛がり過ぎ、援助し過ぎが一つの要因ではないかと思います。
私も物凄く貧乏な家に育って小学校の時から八百屋へアルバイトに行って親にお金をあげていました。
妻も10歳をかしらに4人の子供を育てなければいけないので子供にかまっている時間は無かったと言っています。それでも私も妻の子供たちも立派に成人して自立しています。
親の一番の役割は子供を少しでも早くに自立させることです。。そして怒るときは時には殴り倒してでも、怖さや厳しさを教えるのも親の仕事なのですが、それが出来ていないのです。頑張りなさい、しっかりしなさいと言いながらも最終的には面倒を見てしまうから強い子にならないのです。
親しか最終的には面倒を見る人がいないというのは事実ですが、同時に親しか厳しく出来る人もいないという事も事実です。
可愛い子供には旅をさせという諺があるように、旅をさせ、時には愛の鞭でしばき倒する勇気も必要です。子供は食べさせていさえすれば勝手に育ちますが、性格育成は自分で作り上げるのではありません。大半が親や社会通念に大きく影響を受けて育ちます。
妻とよく話すのですが、私達の年代の親は怖かった。めそめそなんかしておれなかった、本当に家を追い出されるくらいに怒られた。そういう中でたくましく生きることを勉強できたのです。引きこもりの半分は優しすぎる親の溺愛にも責任があるように思います。もっと自立心のもった強い子に育たなければ子供が可愛そうです。
子供が可愛ければ突き放す勇気を持たなければいけません。甘やかして親のいう事を聞かなくなり、手が付けられなくなったら親がそっぽを向いてしまっている話もよく耳します。学級崩壊の先生と同じですね。
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