2010年4月23日金曜日
老いの結婚
結婚式の写真を撮りました。
再婚で高齢ですから今更家族や友人知人を煩わせるのは悪いので、私は何もしなくても彼女と一緒になれただけで十分と思っていました。
彼女も私と一緒になれるだけで十分満足ですと言ってくれていました。
彼女と一緒に暮らすことを決めて様々な話をしている中で、彼女は最初の結婚でも式などは挙げていないという事を聞きました。
そのことを聞かされますと、女性は幾つ何十になっても一度は人並みにきちっと式を挙げたいのではないかと思いましたので、「式を挙げたいか]と彼女に聞きました。そうすると私が想像していたように「式を挙げたい」と彼女は言いましたので式を挙げることにいたしました。
彼女は重度の知的障害者の支援の仕事をしていまして土・日・祝日は仕事で休めませんので式を挙げるとすると平日になります。平日ですと皆さんに来ていただくことが出来ませんので、式は神社で二人で挙式をして、写真も二人で撮りに行って披露宴は平日の夜に行うことにしました。
その写真を先日撮りに行ってきました。
掲載の写真は西宮流の武庫殿が一緒に行って撮ってくれたものです。
私は若い時に結婚式を挙げましたがその時の記憶が全くないので、私も初めての花婿の写真撮りと同じで新鮮な気分でした。
この年ですから特別に緊張はしませんが大変新鮮で気持ちが引き締まる気分で、彼女の希望通りに進めて来たことが自分にとっても良い思い出となって良かったと思いました。
お互いに年ですから嫁の方も白無垢はどうかなぁー、不細工にならないかなぁー、鬘は絶対に似合わないだろうと言って心配をしていたのですが、手前味噌で恐縮ですが良く似合っていました。
折角写真を撮るのですから白無垢だけではなく色打掛も着たらということで、白無垢と色打掛と二組着装して写真を撮りました。
馬鹿馬鹿しくて見ておれないとお叱りを受けるかもしれませんが、武庫殿からSDカードを頂いたら色打掛の方も紹介します。
写真を撮ってもらって感じたことは、年老いてからでもこういうことは新鮮な気持ちになっていいものだなぁーということです。
私もそうだったように、恐らく皆様方も若い時に写真を撮った時の気持ちは全く忘れてしまっているのではないかと思います。そこで銀婚式ウエディングでもう一度原点に帰って写真を撮り直してみては如何でしょうか。きっと様々な面でリフレッシュされると思います。
それから結婚式を挙げていないという人も少なくないと思いますが、そういう方々もお歳に関係なくぜひ写真を撮られては如何でしょうか。
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