2010年4月6日火曜日
誤解から来る仲たがい
私には二人の妹がいます。上の妹夫婦は実に良く出来た夫婦で、夫婦の模範と言っても過言ではない存在で兄妹にも優しく気遣ってくれます。
主人は今も現役で働いていますが、先日軽い脳梗塞になり目が少し霞むということで現在は休んでいます。
それまでに働きづめに働いてきましたので、症状は軽いのでちょうどいい骨休みだから旅行にでも行こうかということで先日広島の方に行きました。
優しい二人ですから私に土産を買って来てくれました。
土産を買って来たので今から持って行ってやると電話がありました。私は高層の団地に住んでいて駐車場も有りませんので、バス停で待つことにしました。
車から降りて挨拶させる形を取るのは申し訳ないから、窓を開けさせて体の具合を聞いたりして挨拶を済ませて、お土産を受け取って「有難うまた歌いにでも行こう。気付けて帰ってや」と挨拶をして車を行かせました。
車を出してからも妹は手を振って見送りに応えてくれていたようですが、私は直ぐに踵を返して家の方に向かいました。
幾日か経って妹から変わりないかという電話をしてきてくれました。その時に「この間土産を持って行った時に私は手を振っているのに直ぐに向こうを向いて行ってしまってあんたは冷淡や」と注意を受けました。
その時に「そうやねこれから気をつけるわ」と謝りましたが、私は冷淡でそうしたわけではないのです。
土産をわざわざ持って来てくれていますので、兄妹である妹には気を使わなくても旦那には気を使わなければいけません。
旦那も優しい人ではありますが、こういう場合は通常は義理で来てくれています。だから用が済めば少しでも早くに返って頂くように気遣いをしなければいけません。
私が何時までも手を振っていたらそれを知っていて車のスピードを上げて去るということはできません。そういう気を使わせずに直ぐにスピードを上げてその場から去って頂くように、私なりに気遣ったことなのです。
若い時なら指摘をされて注意を受ければ言い返して、その結果気まずくなっていただろうと思いますが、今は「そうやね悪かったね」と聞き流せる年になりました。
自己主張しても何の良いことも無い、災いにつながるだけの場合は沈黙は金ですね。
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